このような経験も、第一線の大イベントに携わる醍醐味ではないでしょうか。映画祭関係者に確認した所、インターン生の控室の隣が、映画「PERFECT DAYS」の出演者・スタッフの控室となっていたようで、映画界の大物を間近に見た学生も少なくないようでした。
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【入試広報課Report】「第36回東京国際映画祭」閉幕。約130名のインターン学生が得たものは・・・。
本学の学生、約130名がインターンとして参加
サービス経営学部の学生、約130名が「第36回東京国際映画祭」でインターンとして活躍しました。2023年10月23日(月)~11月1日(水)に開催された東京国際映画祭は、世界中の優れた映画作品を国内外へ発信するアジア最大級のイベントです。BUNRIでは、毎年、サービス経営学部の1年生から4年生が100名規模で、この映画祭にインターンとして参加しています。学生達は、イベントを支える裏方として、劇場での入場業務や、海外ゲストのアテンド、ウェブサイト業務の補助や舞台進行のアシスト業務、清掃・ゴミ処理など映画祭に欠かせない役割を担っています。
東京国際映画祭に携わる醍醐味
私が学生達を訪ねたのは、映画祭が始まって2日目の2023年10月24日(火)です。サービス経営学部3年(当時)の平井 陸翔さんは、この日はお弁当の仕分け・配達の担当。準備しながら、興奮冷めやらぬといった雰囲気で、前日のレッドカーペットの様子を話してくれました。
—映画祭のオープニング作品、「PERFECT DAYS」主演の役所広司さんに、ペットボトルの水を手渡ししました。レッドカーペットに行く前で、ピリピリとした緊張感が漂っていて、本当にドキドキしました—
学生発案の手書きのメッセージカード
お昼時には、お弁当を劇場に配達する学生に、私も同行させてもらいました。この日のお弁当は、ガパオライス、ロコモコ、タコライスの丼ぶりです。サービス経営学部1年(当時)の大畠 陽菜さんと、3年(当時)の及川 岬さんが担当した配達先は、TOHOシネマズ シャンテと、TOHOシネマズ日比谷スクリーン12.13でした。
大畠 陽菜さん(サービス経営学部 当時1年・札幌日本大学高校出身)、及川 岬さん(当時3年・花巻東高校出身)
移動途中、2名が北海道と岩手県の出身であることが分かり、2人の周りにも地方出身の学生が多いと教えてもらいました。大畠さんは、ブライダルとメディアに興味があるそうで、まさに、この「東京国際映画祭」という実学の場にワクワクしている様子でした。及川さんは、大学までバスケットボールを続けたいと、BUNRIに入学してくれたそうで、指定強化部の男子バスケットボール部「BUNRI BEARS」の一員として活躍しています。
学生達は、劇場に着くと、劇場担当の方に、お弁当と“メッセージカード”を手渡しました。この日のカードには、手書きで、こう書かれていました。
『お疲れさまです。今日のお昼は丼ぶりです。ガッツリ食べて1日スタミナ全開で頑張りましょう。映画祭も2日目ですがドンドン盛り上げていきましょう! 西武文理大学運営インターン一同より』
このメッセージカード、BUNRIの学生のアイデアで、2年程前から始まったそうです。お届け先の劇場担当の方からは、「単にお弁当を配達するだけでなく、このようなメッセージをもらえると、一緒に映画祭を作っているんだという気が高まります。これからも一緒に頑張っていきたいです。」というお話を伺う事が出来ました。
お届け先の壁には、これまでのメッセージカードが大事に貼られていました。
今回、東京国際映画祭に参加している学生を間近に見てみると、学生達一人ひとりが、映画祭を支える様々な部署のスタッフの皆様と接する事で、大きな刺激をもらい、自分達もより良い映画祭になるように工夫をして仕事に携わっている事がよく分かりました。
東京国際映画祭チェアマンの安藤裕康さんの「安藤裕康のチェアマン日誌」(2023年10月29日の日誌) にも、熱心に業務を遂行するBUNRIの学生が取り上げられています。是非、ご覧ください。
また、東京国際映画祭での学生の活躍について、動画でもご覧いただけます。映像の中には、今回の映画祭のナビゲーターを務めた安藤桃子監督と学生との交流を捉えた場面も収録。是非ご覧ください。
東京国際映画祭の取り組みは、サービス経営学部の授業の一環として行われています。
BUNRIのサービス経営学部での学びに興味を持っていただけましたら、ぜひオープンキャンパスにお越しください!オープンキャンパスの詳細はこちら!
(入試広報課 中川)