対象者の生活や家族に焦点を当てる看護は、超高齢社会において、今後さらに必要となるのではないかと思います。
実習を通して、療養生活は病院だけでなく、在宅看護でも継続して行われることが重要であり、在宅看護に移行する看護では、その方の生活の個別性が一層深まるため、一人ひとりの対象者にしっかりと向き合い、看護としての力を最大限に発揮する必要性を改めて感じました。
トピックス
【My Hospitality】Vol.5 田中 日菜乃さん
1.ホスピタリティを知ったきっかけは…
BUNRIのオープンキャンパスに参加した際、先輩方の親切で思いやりのある態度や行動を体感して初めて知りました。
2.学び方は…
対象者に着目したアセスメントと看護計画について学び、実習では一人ひとりの対象者にていねいに向き合います。
3.将来は…
対象者を主体として、ていねいに向き合える看護師になりたいです。
Profile
目標とする看護師像は、患者さんを家族のように考える看護師。いずれは専門看護師の資格を取得して、興味のある『リエゾン精神看護』に携わっていくことも視野に入れている。
「患者さんにとことん向き合う!BUNRIで培ったホスピタリティで看護としての力を最大限に発揮したい。」
高校生の時に参加したBUNRIのオープンキャンパスで先輩方のホスピタリティ溢れる態度や行動に心を打たれた田中さん。大学の講義と実習で患者さんと日々向き合っていく中で、ホスピタリティという力の大きさを感じているといいます。
オープンキャンパスで知ったホスピタリティ
私がはじめて「ホスピタリティ」を知ったのは、高校生の時に参加したBUNRIのオープンキャンパスです。
先輩方の親切で思いやりのある態度や行動に心を打たれ、「ホスピタリティ」とはこのようなことなのかもしれないと漠然と思いました。
母親と祖母の影響で看護師をめざそうと思っていた私は、先輩方のように相手にていねいにかかわることのできる人になりたいと思い、BUNRIへの進学を決めました。
一人ひとりとしっかり向き合う
大学の講義では、対象者の生活に着目したアセスメントと看護計画について学んでいます。
入院生活だけではなく、疾患を抱える前の生活様式や社会人としての立場を理解すること、また対象者だけではなく家族も含めた捉え方とケアの仕方について学ぶカリキュラムがあり、あらゆる側面から対象者を見つめることが大事ではないかと、考え方を深めています。
看護師になったその後を見据えて
将来の夢は、対象者を主体として一人ひとりにていねいに向き合える看護師になることです。
西武文理大学で培ったホスピタリティ精神を生かし、対象者を家族のように大切に思いながら、その人の在り方に添った看護を追い求めていきたいです。
そのためには、さらに多くの看護技術や知識、アセスメントの熟練が必要になるので、国家試験合格後を見据え、日々勉強に励んでいます。