角社長によると、埼玉武蔵ヒートベアーズの年間の試合数は35試合で、年間総観客動員数は12,500人(1試合平均約350人)。チームの売上内訳を見ると、興行収入(入場料収入)は1割にも満たず、約7割をスポンサー収入が占めています。一方で、日本プロ野球リーグ(NPB)では、各球団の主催試合数は年間71試合もしくは72試合あり、1試合平均で2万9千人もの観客を動員していると言います。
角社長は、埼玉武蔵ヒートベアーズとNPBとの収入源の割合を比較し、今後は、ヒートベアーズの興行やライセンス、その他の事業の売り上げを伸ばし、スポンサー収入の割合を5割程度までに引き下げていきたいと語りました。
“黒字転換していく事業モデルを作っていくのが自分の役割”だと語る角社長。
リーグ優勝やドラフトへの選手排出を主たる目的としつつ、球団の価値を高め、より多くの方に球団を知ってもらう為、チーム独自のオリジナリティ溢れたプランニングをしていきたいと言います。魅力あるボールパーク運営や、カフェや接骨院の直営化など、今後の新しい事業展開に期待が出来そうです。