アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
- サービス経営学部
- 看護学部
- その他
西武文理大学サービス経営学部は、およそ25 年前に、ホテル、レストラン、旅行を代表とする「ホスピタリティ産業」(お客様に幸せな時間を提供する産業)を中心とするサービス産業の日本で初めての人材養成大学として誕生し、これまで多くの優れた人材を社会に送り出し続けてきました。しかし、現在、本学の卒業生の活躍の場はサービス産業に留まらなくなっています。現代社会においては、すべての産業がサービス業化し、またすべての経済活動が「サービス」ととらえられるようになっているからです。そのため、西武文理大学に対する社会の期待はますます高まっています。西武文理大学サービス経営学部は、このような現代社会において、どのような産業においても第一線で活躍できる、サービス経営学と「ホスピタリティ精神」(相手の立場を考え、思いやりをもって行動しようとする精神)を身に付けた「豊かな人間性を持つ、実践的で柔軟な職業人」を育成することを教育目的としています。このように現代社会が必要とするサービス経営学を学ぶサービス経営学部では、次のような人材を求めています。
- 物事に主体的かつ積極的に取り組む姿勢を持つ人
- 他者と協働して協調的に学ぶ姿勢を持つ人
- さまざまな立場の意見を受け入れ、社会に貢献する姿勢を持つ人
- サービス経営学を学ぶ上で、必要な基礎学力と論理的な思考力を持つ人
求める学生像と選考方法
本学部では「一人ひとりの個性を活かし可能性を育てる教育」を実施しています。選考方法においても一人ひとりの個性や可能性を判断するために多様な選抜区分があります。各選抜区分において重視している能力は以下のとおりです。
すべての受験者に共通して求める能力(求める学生像)
人間性・良識
- 豊かな人間性や感性を内に秘めている人
- あらゆる人と分け隔てなく接することができる人
- 礼儀や態度について自覚のある人
- 物事に真摯に取り組む人
ホスピタリティ・マインド
- 相手のことを思いやる人
- 相手の立場に立って物事を考え、何ができるか考える人
コミュニケーション能力
- 状況に応じて行動のできる人
- 自己・他者・社会とのコミュニケーションを通じて視野を広げる人
思考力・判断力・表現力等
- 知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力を有する人
主体性・多様性・協働性
- 主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度を有する人
知識・技能
- 基礎的・基本的な知識・技能を有する人
- 英語検定・漢字検定・簿記検定・情報検定などの資格を取得していることが望ましい
選抜区分ごとの特に重視する能力と選考方法
学校推薦型選抜
<特に重視する能力>
『専門への興味関心』 | ・サービス経営学の学修を通じて知的な作業ができる、課題を発見し解決できるようになりたい人 |
『目的意識』 | ・進学に対して確かな目的意識を持ち、学ぶ姿勢を大切にしている人 |
<選考方法>
- 公募制推薦:面接・口頭試問(100点)、書類審査
総合型選抜
<特に重視する能力>
『しなやかな発想』 | ・学びを通じて他者や異質なものを受け入れ共感する過程で、自分の中での「変化」に気づくことができる人 ・その「変化」を素直に受け入れ、さらに自分の考えを発展させることができる人 |
『クラブ活動等で培った豊かな感受性』 | ・積極的にクラブ・ボランティア活動を実践している人 ・その活動から自分なりの「学び」を感じ取り、自己成長につなげる人 |
『チャレンジ精神』 | ・自ら課題を設定し解明していく人 ・探究心や好奇心を持って取り組んでいる人 ・見知らぬ人たちの間で、自分自身の意見を表明することができる人 |
<選考方法>
- 面接方式:面接・口頭試問(100点)、書類審査
- 奨学生(アクティブ・ラーニング型):ワークショップレポート(50点)、面接(50点)、書類審査
- 奨学生(課題型):課題発表(50点)、面接(50点)、書類審査
- 奨学生(自己推薦型):面接〈自己推薦を含む〉・口頭試問(100点)、書類審査
- 奨学生(スポーツ型):課題発表(30点)、面接(50点)、活動実績報告書(20点)、書類審査
全学部統一選抜
一般選抜
<特に重視する能力>
『教科学力』 | ・専門教育に必要な教科学力を有している人 |
<選考方法>
- 全学部統一選抜:学力試験、書類審査
- 一般選抜(A日程・B日程):学力試験、書類審査
- 一般選抜(C日程):小論文、面接、書類審査
大学入学までに身につけておくべき教科内容と能力
- 国語
文脈を読み取り、状況を想像しようとする態度と文意を正確に読み取り理解する読解力および自ら考える力およびその考えを適切に表現する能力を身につけておくこと - 英語
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度と、英語を聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどの基礎的な能力をもとに、情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝えたりする能力を身につけておくこと - 数学
基礎的な数式やグラフ、データの分析などを理解し、それらを活用しようとする態度と、それらを実際に活用して数学的・論理的に考える能力を身につけておくこと - 地理歴史・公民
歴史の流れや社会の動きやしくみを解き明かそうとする態度とその因果関係を理解したり、観察したりする能力を身につけておくこと
【全学部 共通事項】調査書・志望理由書等の活用について
一般選抜を除くすべての選抜区分において、「学力の3要素」をアドミッション・ポリシーに基づいて多面的・総合的に評価する観点から、調査書の他に、志望理由書(「主体性・多様性・協働性などに関する経験」を含む)等の提出を求めます。ただし、活動実績報告書(サービス経営学部総合型選抜奨学生スポーツ型)を除き、調査書・志望理由書等は得点化せず、合否判定の参考にします。
看護学部では、ホスピタリティ教育を基盤に豊かな人間性を育み、専門的な知識と技術に裏付けられた的確な判断力と問題解決能力を身に付け、さらに社会の多様なニーズを鋭敏に察知し、保健医療福祉分野の課題に積極的に取り組み、人々の健康生活の向上と看護学の発展に貢献することのできる看護者の育成を目指しています。従って、看護学部では、次のような人材を求めています。
- 人間や社会に対して興味と関心を持っている人
- 相手の立場に立って物事を考え、他者を尊重できる人
- 物事に主体的かつ積極的に取り組む姿勢をもつ人
- 看護学を学ぶ上で必要な基礎学力と論理的な思考力をもつ人
求める能力ならびに選考方法
本学部では「一人ひとりの個性を活かし可能性を育てる教育」を実施しています。選考方法においても一人ひとりの個性や可能性を判断するために多様な選抜区分があります。各選抜区分において重視している特性・能力は以下のとおりです。
全ての受験者に共通して求める特性
人間性・誠実性
- 豊かな人間性と感性を有する人
- 倫理的な感性を有する人
- 物事に真摯に取り組む人
- 礼儀正しさを身につけている人
ホスピタリティ・マインド
- 相手のことを思いやることができる人
- 相手の立場で物事を考え、他者を尊重できる人
学習態度
- 自ら主体的に学ぶ姿勢や習慣が身についている人
知識・技能
- 看護学を学ぶ上での基礎的な知識・技能を有している人
思考力・判断力・表現力
- 知識・技能を活用して、自ら課題を発見することができる人
- 課題解決に向けて、追求するための思考力・判断力を有する人
- 成果を表現・伝達できる人
多様性・協調性
- 多様な人々と協働して物事に取り組むことができる人
- 変化に柔軟に対応できる人
看護への興味と関心
- 人間や社会、保健医療や看護に対する興味関心があり、看護職を希望する人
選抜区分毎の特に求める能力と選考方法
学校推薦型選抜 公募制推薦 (専願・併願)
<特に求める能力>
『看護への志向力』 | ・看護への興味関心を抱き意欲的に学べる力 |
『コミュニケーション能力』 『表現能力』 |
・相手の発するメッセージを適切に受け止め応答できる力 ・自らの考えをもち、他者に伝えることができる力 |
<選考方法>
- A(併願)、B(専願):面接・口頭試問(100点)、書類審査
総合型選抜 課題型(専願)
<特に求める能力>
『課題解決能力』 | ・看護や医療に関する課題について、様々な情報を得た上で、自分なりに分析して解決策を提案する力 |
『プレゼンテーション能力』 『表現能力』 『コミュニケーション能力』 |
・調べたこと・考えたことを的確に表現し、他者に伝えることができる力 ・自分が伝えたいことを相手にきちんと伝えることができる力 |
<選考方法>
- 課題発表・面接(100点)、書類審査
総合型選抜 自己推薦型(専願)
<特に求める能力>
『経験を活かす力』 | ・活動経験*を自己成長に活かす力 |
『看護への志向力』 | ・看護への興味関心を抱き意欲的に学べる力 |
『表現能力』 『コミュニケーション能力』 |
・経験に基づいて自らの学びや考えを整理でき、他者に伝えることができる力 |
*これまで取り組んできた活動実績や経験を自由にアピールしてください。学校やその他の機関で探究学習や自由研究の成果をまとめ、学校やコンテストなどで発表した経験、分野を問わず熱心に文化やスポーツ・クラブ活動に取り組んだ経験、生徒会活動やボランティア活動に取り組んだ経験、誰かのケアを熱心に行った経験、各種検定に取り組み資格を得た経験など。
<選考方法>
- 面接(自己推薦を含む)・口頭試問(100点)、書類審査
総合型選抜 対話型(専願・併願)
<特に求める能力>
『コミュニケーション能力』 『表現能力』 |
・相手の発するメッセージを適切に受け止め応答できる力 ・自分の考えをまとめ表現できる力 |
『看護への志向力』 | ・看護への興味関心を抱き意欲的に学べる力 |
<選考方法>
- A(専願):小論文(50点)、面接(50点)、書類審査
- B(専願)、C(併願):口頭試問・面接(100点)、書類審査
全学部統一選抜
<特に求める能力>
『教科学力』 | ・大学教育ならびに専門課程の学修に必要な教科学力 |
<選考方法>
- 学力試験・書類審査
一般選抜 A日程・B日程
<特に求める能力>
『教科学力』 | ・大学教育ならびに専門課程の学修に必要な教科学力 |
<選考方法>
- 学力試験・書類審査
一般選抜 C日程
<特に求める能力>
『表現能力』 『コミュニケーション能力』 |
・自らの考えを論理的に他者に伝えることができる力 ・相手の発するメッセージを適切に受け止め応答できる力 |
『看護への志向力』 | ・看護への興味関心を抱き意欲的に学べる力 |
<選考方法>
- 小論文(70点)、面接(30点)、書類審査
特別選抜(社会人・学士)
<特に求める能力>
『看護職へのキャリア志向力』 | ・これまでの経験を基盤に看護職へのキャリア展望を明確に示す力 |
『経験を活かす力』 『コミュニケーション能力』 |
・経験を踏まえて、自らの学びや考えを整理でき、他者に伝えることができる力 |
<選考方法>
- 小論文(50点)、面接(50点)、書類審査
【全学部 共通事項】調査書・志望理由書等の活用について
すべての選抜区分において、「学力の3要素」をアドミッション・ポリシーに基づいて多面的・総合的に評価する観点から、調査書の他に、志望理由書(「主体性・多様性・協働性などに関する経験」を含む)等の提出を求めます。ただし、調査書・志望理由書等は得点化せず、合否判定の参考にします。
大学入学までに身につけておくべき教科内容と能力
- 国語
文脈を読み取り、文意を正確に理解する読解力、自ら考える力ならびにその考えを適切に表現する能力を身につけておくこと - 英語
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度と、英語を聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどの基礎的な能力をもとに、情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝えたりする能力を身につけておくこと - 数学
基礎的な数式やグラフ、データの分析などを理解し、それらを活用しようとする態度と、それらを実際に活用して数学的・論理的に考える能力を身につけておくこと - 理科
身近な事物・現象に関する観察能力と科学的に探究する能力を身につけ、正しい自然観が育まれていること、特に、生物に関しては、生物や生物現象への関心と生物学的に探究する意欲を持ち、生物学の基本的な概念や原理・法則を理解し応用する能力を身につけておくこと